美しい人(1)

少し前に、植林祭に参加してきました。
そのイベントで植林の指導をされたのが、植物生態学者の宮脇昭氏。
開会のあいさつは、感動的でした(^-^)一字一句は覚えてないのですが、こんなお話でした。

宮脇氏:「私は、まだたったの84歳です!!114歳まで頑張ります。あと30年、木を植え続けます。1人3本の木を植えれば森になります、5本植えれば森林になります。あなたの、そしてあなたの愛する人のために本物のふるさとの森を残しましょう!!今日出来ることから、すぐにはじめましょう。わたしはこのことを1人でも多くの方にお伝えします。そして木を植えます。」

ニコニコしながら、力強い声でおっしゃいました。この先生、今までに国内外で4,000万本の木を植えてこられたそうです。このイベントに集まった方は、地元の人だけでなく全国から自費で植林際に参加されていました。

人が人を呼ぶ=かっこいい人の周りには、かっこいい人が集まるんですね(^-^)



【印象にのこったお話】

今回の植林は1㎡に3本の木を植えました。アマゾンでは1㎡に30本以上の植物が密植しているそうです。
「厳しい環境で生き残るものこそ、本物です。人間も同じです。」と仰っていました。

植物にとって一番最適な環境と言うのは、植物の進化を止めるのでむしろ生き残れなくなるそうです。人間にとっても同じ。便利な世の中は一見よさそうにみえるのですが、その中に少しの我慢があるぐらいがいいのだと仰っていました。
じゃないと、人は傲慢になってしまう・・・と。

その傲慢さの現れが、東北の防潮堤。人間の知識で大丈夫とされた立派な堤防も自然の前では木端微塵。あれがコンクリートの堤防でなく森だったなら、多くの人が木に掴まることができただろう。そして、森はエネルギーを吸収してくれるから、津波の引く力も半減する。あんなに多くの人が流されることはなかったとおっしゃっていました。

現場を歩いてこられた方の言葉は、ものすごくこころに響くものばかりでした。
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by sbm-okayama | 2012-07-15 23:59 | 美しい人へ